低額の別荘地が売れない訳とは
別荘地が多い地域に行くと不動産販売会社が多くありますが、超人気区域を除いて、仲介業者に不動産の売却を頼んでもなかなか売れないものです。関東圏の別荘地では、軽井沢・那須高原・伊豆などが代表的です。 なぜ売れないのか… それは、仲介会社は会社の経営のためにも利益が必要です。例えば、軽井沢の別荘地を仲介会社が売却する場合では、地元には購入者は乏しいものであり、やはり東京近県、もしくは名古屋方面の方が買うケースが多いです。
1,000万円の 売却不動産の場合、正規手数料は36万円(消費税は別途3.6万円)となります。業者は、会社の維持費、広告宣伝費・物件案内・商談・契約から決済業務、時により買主宅までの出張往復等々と手間暇もかかります。低額物件の場合では手間暇に対しての手数料が大きいものではないのです。業者が利益を出せるのは、安く買って(仕入れて)、利益を乗せて再販売をするか、建築・リフォーム工事の注文を取るしかないのです。
軽井沢などの有名別荘地域には、売却をしたい物件が数多くあるのです。区域によっては100万円~300万円位の物件も多数あります。売れないで諦めて放置している売主も多いものです。固定資産税や管理費などが負担となり処分をしたい売主が多いのです。
地元の販売仲介会社は、取扱える売却物件が数多くあり、利益が大きく出る物件を売ることに専念するのです。 積極的に売りたい場合では、難しいことですが地元業者が売りたいと思うような方法を一緒に考える必要があります。
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